高野六木


■高野山シリーズ


千二百年の歴史息づく

高野山

標高約九百メートル、蓮華のように八葉の峰々に囲まれた山上盆地に広がる高野山は、弘法大師 空海(お大師様)が下賜され、修禅の道場として開いた日本仏教における聖地である。

高野山を弥勒浄土とする信仰や阿弥陀浄土とする信仰と合いまって、一般民衆の信仰と尊敬を集め、千年以上も前から、現在に至るまで多くの人々のお参りが絶えない。

平成十六年にユネスコの世界遺産に登録されて以来、世界各国からたくさんの方が訪れている。



□高野山壇上伽藍中門檜 明星 こうやさん だんじょうがらん ちゅうもん ひのき みょうじょう

開創1200年 象徴の霊木

高野山開創1200年記念で建てられた中門に使用されたものと同じ霊木で作られた、数に限りのある大変貴重な一品。

弘法大師が悟りをひらいたとき、口に明星(虚空蔵菩薩の化身)が飛び込んできたそうです。

また檜の玉が明星と呼ばれる金星のような美しさを持つことから、名付けられました。



・木のちから

厄除け、浄化、神秘性、先祖からの守護を受ける、自然信仰からくる土地の力が備わる



□高野六木 こうやりくぼく

聖地高野山 森林護持の贈物

高野山では古来より、杉(スギ)檜(ヒノキ)樅(モミ)栂(ツガ)赤松

(アカマツ)高野槙(コウヤマキ)の6種類の針葉樹を「高野六木(こうやりくぼく)」と呼び、留木(とめぎ)制度のもと伐採を制限してきました。六木は寺院の建築用材として特に重要なものです。

弘法大師 空海(お大師様)は六木念珠を配り、高野山の復興を行ってきました。六種類揃うことは非常に難しいといわれています。

・木のちから

厄除け、浄化、神秘性、先祖からの守護を受ける、自然信仰からくる土地の力が備わる



■高野山と弘法大師

・高野山と弘法大師 空海

高野山は、弘法大師 空海が開いた日本を代表する真言密教の聖地です。密教の道場を開くのにふさわしい地として、紀伊山地の雄大な自然に抱かれた場所を選びました。

国、社会の安泰を祈り、人々のために活躍できる人材も育てたいという思い、そして、世の中の迷える人や苦しむ人を救うため永遠に祈り、深い瞑想に入りました。

こうして弘法大師は奥之院に生き続け、世の中の平和と人々の幸福を願っているという大師信仰が生まれました。



・弘法大師 空海とは

宝亀5(774)年、讃岐国多度郡(香川県善通寺市)生まれ。

延暦23(804)年、唐(中国)に留学して、真言密教の恵果阿闍梨に出会い、その正式な継承者(第八祖)となり、大同元(806)年、帰国しました。

平安時代初期の日本が生んだ最高の哲学者にして、美しい文章を流麗な筆致で綴る超一流の文学者としても知られています。

人々のために泉を掘り当て、池を修築する社会事業家としての一面も持ち合わせていました。

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